血行不良だと問題があるの?
血行とは「血」のめぐりのことです。
「血」= 血液の役割とはこんなにあるんです。
- 酸素を全身に運ぶ。
- 二酸化炭素を回収する
- 栄養を全身に運ぶ。
- 不要物質の運搬。
- ホルモンの運搬。
- 止血や免疫活動。
- 体温調節。
など、
どれも人間が生きていく為にとても大切な事ばかりです。
血行不良。即ち血液循環(血液の流れ)が悪くなること。
血行が悪くなると「血」の働きが悪くなるのですが、
どういうことが起こるでしょう?
血液の役割と反対のことが考えられます。
- 酸素が全身に行き渡らない。
- 二酸化炭素が回収できず残っている。
- 栄養が全身に行き渡らない。
- 不要物質の運搬が出来ず残っている。
- ホルモンの運搬が出来ない。
- 早急な止血が出来ず、免疫活動も働かない。
- 体温調節もうまくいかない。
【血行不良で起きやすい症状】
酸素不足で二酸化炭素過多な為、
ボーッとして頭が働かない。息苦しい。
呼吸が浅く速くなり脈が乱れる。
栄養不足で、
肌荒れ、吹き出物、乾燥、しわ、クマ、ニキビ、くすみ、
薄毛、白髪が多くなる。
細胞に栄養が行き届かず臓器の働きも鈍くなる。
疲労の原因となる老廃物や痛みの原因の発痛物質などが留まり
疲れやすくなる。疲れが取れない。痛みが取れない。
生理不順。ホルモン由来の作用が働かない。
自律神経の乱れ、頭痛、肩こり、腰痛、関節痛、むくみ、
不定愁訴など沢山あります。
◇◇なぜ血行不良になるの?◇◇
疲労が重なったり、ストレスがかかると
自律神経が刺激され、
交感神経優位になって血管が収縮します。
その結果、身体が冷えて、
末端の毛細血管の血流を止めて
血流を身体の中心部や脳などに集めます。
臓器や脳を血流不足から守るためです。
そして身体に血液が巡りにくくなり、
血行不良が起きます。
加齢によって血管が硬くなったり、
糖質の摂りすぎで血栓ができたり、
喫煙などで血管が傷ついたり、
ゴースト血管が多くなったりしても血行不良になります。
脳は大食漢です。
酸素も栄養も他の臓器よりたくさん必要です。
しかし脳に送られた血液は細い首を通って心臓に還りますので、
首や肩が硬くなっていると全量が還れず脳にうっ滞します。
これも身体には大変負担になります。
◇◇◇結局血行不良だとどうなるの?◇◇◇
生命活動の中でも一番大切な酸素と栄養の供給が低下します。
(皆さんがご存知のように酸素の供給がストップすると人間は生きていけません。)
その結果、身体に不調が起きます。
見た目も実年齢より老けて見えてしまいます。
身体が冷えると
⇩
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疲労物質や発痛物質が留まるため疲れやすい。疲れが取れない。
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痛みが長引く。頭痛、腰痛、膝痛、関節痛やむくみが発生する。
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月経痛やホルモンの乱れによる不調、自律神経失調症、
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不定愁訴などが起きる。
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免疫細胞の働きが悪くなる
(体温が1度下がると免疫細胞の働きが30%も落ちると言われています。
36度以下になると癌細胞がとても活発になり増殖します。)
6. 血流が悪いためプラークなどができやすくなる。
など、悪循環に陥りますます不調が続いていきます。
結局一番の問題は、
血行不良 = 血液循環能の低下 ⇒ 冷え
昔から「冷えは万病のもと」と申しましてこれは今でも本当の話です。
癌細胞は「暖かい」や「酸素」が嫌いです。
冷たく酸素が無いところを好みます。
私たちに備わっている免疫細胞はその逆です。
結論 : 血行不良は大問題です!!
次回は「血行不良になってしまったら実践すべき5つ方法」
をお届けします。
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